8日、名古屋鉄道の2本立て債(A:R&I/A+:JCR、総額250億円)が条件決定した。以下は案件レビュー。
回号 | 年限 | 発行額 | 償還日 | 表面利率 | 対国債 | 基準 |
---|---|---|---|---|---|---|
70 | 12 | 100 | 36/03/14 | 1.252 | 33 | 国債 |
71 | 3 | 150 | 27/03/12 | 0.350 | 13.4# | 絶対値 |
発行額:億円/表面利率:%/対国債:+bp
3年債は社債買い入れオペ対象の先行銘柄を参考に0.35%に着地。12年債は、金利の上昇を懸念する声を反映して絶対値からスプレッドにプライシング基準を切り替えて国債+33bpで条件決定した。総じて、「希少性が高いうえ、民鉄セクターやクレジットの安心感でしっかりと幅広い需要が集まった」(SMBC日興)。名鉄の社債は昨年7月以来。2月27日に総額200億円程度で起債をアナウンスし、同日にサウンディングを開始した。トランスペアレンシー方式で運営し、アカウントXと自己ブックは出ていない。
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