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オリックス3年・5年債:大型NTTFとの比較

22日、オリックスの2本立て債(AA-:R&I、総額400億円)が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 年限 発行額 償還日 表面利率 対国債 主幹事
219 3 200 26/11/27 0.430% +35.6bp# 野村/大和/三菱/みずほ/日興
220 5 200 28/11/29 0.723% +44bp 野村/大和/三菱/みずほ/しんきん

※発行額:億円、#はキャピタルアイ・ニュース算出

今日条件決定することとなるNTTファイナンスによる総額2000億円の案件(AA+:R&I/AAA:JCR、3年・5年・7年・10年、ブックランナー:野村/SMBC日興/みずほ/三菱UFJMS/大和)が、オリックス3年・5年債の水準を考えるうえでのベースとなった。3年ゾーンについては、社債買い入れオペの落札利回りとの比較感でも検討された一方、金利低下が追い風だった。各100億円程度で始め、いずれも200億円に発行額を増額し、それぞれ1.4倍程度、1.3倍程度のオーダーを獲得している。

オリックスレンタカー(2020年2月10日、神奈川・海老名市)
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