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グリーン共同地方債:グリーニアム拡大指向に批判

17日、グリーン共同発行市場公募地方債が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 1
証券分類 地方公共団体債
決定方式 主幹事方式
年限 10年
発行額 500億円
表面利率 0.846%
発行価格 100
ローンチ・スプレッド 国債+8.5bp/国債カーブ+7bp
参照国債回号 372
参照国債償還日 2033年9月20日
プライシング基準 JGB
償還日 2033年11月25日
POT方式 POT方式
主幹事 野村/みずほ/大和
SDGs債種別 グリーンボンド
ストラクチャリング・エージェント 野村証券
第三者評価機関 R&I/JCR

個別団体でグリーンボンド(GB)の発行が広がっているが、資金使途が限定されるため、相応の発行額に対応する事業の確保が難しい団体も存在する。このため、複数の団体が対象事業を持ち寄ることで、まとまった額を確保するグリーン共同地方債が初めて起債された。今年度は42団体が参加予定で、そのうち10団体は通常の共同債には参加していない団体。今回の初回債では42のうち36団体が参加した。

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