6日、JR東海の20年グリーンボンド(GB)が条件決定した。以下は案件レビュー。
回号 88
年限 20年
発行額 200億円
表面利率 1.787%
発行価格 100
ローンチ・スプレッド 国債+24.5bp/カーブ+23bp
参照国債回号 185
参照国債償還日 2043年6月20日
プライシング基準 JGB
償還日 2043年10月16日
格付け AA(R&I)/A2(ムーディーズ)
ブックランナー 三菱UFJモルガン・スタンレー
主幹事 みずほ/大和/野村
GBは過去に35年ゾーンで3回発行しているが、20年物は発行体にとって初めて。JR東海のこの年限での起債は2016年4月の第79回債(100億円、0.421%、国債+8bp、ブックランナー:みずほ/三菱UFJMS)以来7年半ぶりだった。久々の20年物であることとGB要因、さらには金利上昇への好感から200億円を超える需要を集めた。スプレッドは、今日登場したJR東日本20年債(AA+:R&I、160億円、1.787%、主幹事:同)と同じ国債カーブ+23bpに着地している。キャピタルアイ・ニュースで続きを読む
よく読まれている記事
- 2024年4月1日 日本郵船、5年トランジション債と10年GBを準備
- 2024年3月1日 東京地下鉄20年債:初のGB、JRマイナス3bp
- 2024年2月28日 日産FS債:9月の仕切り直し、初のPOTで盛り上がる
- 2024年2月26日 阪急阪神HD5年GB:強い民鉄のGB、すぐ下は道路
- 2024年2月19日 日産FS、3年債と5年GBを準備