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JR東海GB:20年で初のGB、200億円に増額

裾野駅を出発する御殿場線(2018年4月28日)
裾野駅を出発する御殿場線(2018年4月28日)

6日、JR東海の20年グリーンボンド(GB)が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 88
年限 20年
発行額 200億円
表面利率 1.787%
発行価格 100
ローンチ・スプレッド 国債+24.5bp/カーブ+23bp
参照国債回号 185
参照国債償還日 2043年6月20日
プライシング基準 JGB
償還日 2043年10月16日
格付け AA(R&I)/A2(ムーディーズ)
ブックランナー 三菱UFJモルガン・スタンレー
主幹事 みずほ/大和/野村

GBは過去に35年ゾーンで3回発行しているが、20年物は発行体にとって初めて。JR東海のこの年限での起債は2016年4月の第79回債(100億円、0.421%、国債+8bp、ブックランナー:みずほ/三菱UFJMS)以来7年半ぶりだった。久々の20年物であることとGB要因、さらには金利上昇への好感から200億円を超える需要を集めた。スプレッドは、今日登場したJR東日本20年債(AA+:R&I、160億円、1.787%、主幹事:同)と同じ国債カーブ+23bpに着地している。キャピタルアイ・ニュースで続きを読む

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