株式・債券の発行市場にフォーカスしたニュースサイト

日清オイリオ5年債:食料品の久々vs.起債環境の悪化

6日、日清オイリオグループの5年債が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 14
年限 5年
発行額 50億円
表面利率 0.658%
発行価格 100
ローンチ・スプレッド 国債+32bp
参照国債回号 352
参照国債償還日 2028年9月20日
プライシング基準 JGB
償還日 2028年10月13日
格付け A-(R&I)/A(JCR)
ブックランナー 三菱UFJモルガン・スタンレー/大和

約6年ぶりの社債という希少性と、食料品セクターという強みを活かして先行銘柄を下回る水準を当初は目指したが、金利の先高観や不透明感、50億円という発行額による流動性への懸念で国債+30bpを上回る目線となり、+32bpで着地した。9月26日に50億円の打ち出しでサウンディングを始め、10月3日に起債をアナウンスしたうえでマーケティングを開始した。

日清オイリオの商品(2018年9月15日)
日清オイリオの商品(2018年9月15日)

キャピタルアイ・ニュースで続きを読む

関連記事