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ENEOSHD債:今年度初の事法ハイブリッド

ENEOSホールディングス
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13日、ENEOSホールディングスの3本立て劣後債(A-:R&I/A:JCR、総額1000億円、償還日:2083年9月20日)が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 年限 発行額 表面利率 対国債 主幹事
4 60NC5 380 1.328 105 みずほ/野村/大和/三菱/日興
5 60NC10 500 2.195 150 野村/みずほ/大和/三菱/日興
6 60NC15 120 2.881 175 野村/みずほ/大和/三菱/日興

発行額:億円/表面利率:%/対国債:+bp

発行体にとって2021年6月以来2年3ヵ月ぶりの劣後債で、事業法人による機関投資家向けのハイブリッド債は今年度初めて。60NC5債とNC10・15債では明暗が分かれた。年限の短期化ニーズで需要が堅調なNC5債はマーケティングレンジの下限で1000億円ほどのオーダーを獲得したのに対し、金利上昇の煽りを受けたNC10・15債は上限に着地し、需要は発行額の1倍程度にとどまった。キャピタルアイ・ニュースで続きを読む

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