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地方金融機構債:10年・C+10bpで好調、20年・年度最大の250億円

12日、地方公共団体金融機構の2本立て債(AA+:R&I/A1:ムーディーズ/A+:S&P、総額600億円)が条件決定した。以下は案件レビュー。

年限 発行額 償還日 表面利率 対国債 対カーブ 主幹事
10 350 33/9/28 0.825% +12bp +10bp 野村/大和
20 250 43/9/28 1.485% +5.5bp +4bp 日興/野村/東海東京

※発行額:億円

地方公共団体金融機構(2017年9月2日)
地方公共団体金融機構(2017年9月2日)

10年債が前月比6bpタイトな国債カーブ+10bp、20年債が7月比2bp低い+4bpに決まり、それぞれ350億円、250億円に増額。タイト化しても需要に目立った影響はなく、10年債が400億円超、20年債が300億円弱のオーダーを取り込んでいる。「早い段階で増額の意向を示し、ロットの取りやすさを訴求した」(大和/野村)ことが寄与した。キャピタルアイ・ニュースで続きを読む

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