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パナソニックHD債:上限に寄せて総額2600億円

パナソニックリビングショウルーム(横浜市神奈川区、2019年11月4日)
パナソニックリビングショウルーム(横浜市神奈川区、2019年11月4日)

8日、パナソニックホールディングスの3本立て債(A:R&I、総額2600億円、主幹事:野村/日興/みずほ/大和/三菱/GS/BofA)が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 年限 発行額 償還日 表面利率 対国債
24 5 1450 2028/9/14 0.709 48
25 7 300 2030/9/13 1.051 65
26 10 850 2033/9/14 1.342 70

発行額:億円/表面利率:%/対国債:+bp

2021年10月の劣後債以来1年11ヵ月ぶりの社債。シニア債は2020年12月までさかのぼる。金利の先高観と社債の大量供給によって地合いが軟化するなか、知名度を生かしながら、ボリュームに見合う水準を提示したことで、発行登録枠の上限である2600億円での起債を実現した。キャピタルアイ・ニュースで続きを読む

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