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福岡市2本立て20年債:先行並みで問題なく

10日の地方債市場では、福岡市の2本立て20年債(総額200億円、主幹事:野村/三菱UFJモルガン・スタンレー/大和)が条件決定した。以下は案件レビュー。

償還方法 最終年限 平均年限 発行額 償還日 表面利率 対国債 対カーブ
満期一括 20 100 43/8/21 1.294 5 4.5
定時 20 10.25 100 43/8/21 0.892 28

発行額:億円/表面利率:%/対国債・カーブ:+bp

20年満期一括償還債が国債カーブ+4.5bp、20年定時償還債が国債+28bpと、いずれも先行銘柄と同水準で決まった。各100億円に対し、それぞれ1.46倍、1.35倍の需要を獲得した。福岡市の20年満括債は昨年7月、20年定償債は同4月以来で、複数本立ての起債は2020年8月の5年債と20年定償債以来だった。

 夜の福岡市内(読者提供、2018年7月3日)
夜の福岡市内(読者提供、2018年7月3日)

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