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大阪市30年債:8ヵ月ぶりの供給に需要3倍超

大正時代の将棋名人・坂田三吉を偲ぶ王将碑(2023年3月2日、大阪市浪速区)
大正時代の将棋名人・坂田三吉を偲ぶ王将碑(2023年3月2日、大阪市浪速区)

10日、大阪市の30年公募公債が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 18
決定方式 主幹事方式
年限 30年
発行額 100億円
表面利率 1.585%
発行価格 100
ローンチ・スプレッド 国債+10bp/国債カーブ+10bp
参照国債回号 79
参照国債償還日 2053年6月20日
プライシング基準 JGB
償還日 2053年6月20日
格付け A1(ムーディーズ)/A+(S&P)
POT方式 POT方式
主幹事 三菱UFJモルガン・スタンレー/野村/BNPパリバ

8ヵ月ぶりの30年物地方債に対して投資機会を優先する札などが入り、発行額の100億円に対して310億円ほどの最終需要だった。大阪市が30年債を発行するのは9年連続で、2020~2022年は9月初頭に起債していた。

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