10日、日本高速道路保有・債務返済機構の4本立てソーシャルボンド(AA+:R&I/A1:ムーディーズ、総額520億円)が条件決定した。以下は案件レビュー。
回号 | 年限 | 発行額 | 償還日 | 表面利率 | 対国債 | 対カーブ | 主幹事 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
311 | 10 | 100 | 33/8/19 | 0.740% | +16bp | +16bp | 三菱/野村/日興/みずほ/大和 |
312 | 16 | 150 | 39/8/19 | 1.186% | +15bp | +13.9bp | みずほ/大和/野村/日興/三菱 |
313 | 20 | 210 | 43/8/21 | 1.304% | +6bp | +5.5bp | 野村/日興/大和/三菱/みずほ |
314 | 22 | 60 | 45/8/21 | 1.385% | +7.4bp | +7.0bp | 大和/野村/日興/みずほ/三菱 |
※発行額:億円
2ヵ月連続の10年・22年債と3ヵ月連続の20年債、初めての16年債という組み合わせで、総額520億円の起債。日銀会合(7月27~28日)でイールドカーブ・コントロール(YCC)政策の柔軟化が決まり、変動幅を伴って国債利回りが上昇したものの、絶対値の高まりのほうが多くの投資家にとってメリットだった。スプレッドは、10年債が国債カーブ+16bp、20年債が+5.5bpと前月から5bp、0.5bp縮小し、オッド年限の16年債と22年債は、線形補間からそれぞれ+13.9bp、+7bpとなっている。キャピタルアイ・ニュースで続きを読む
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