10日、イオンの2本立てサステナビリティ・リンク・ボンド(SLB、A-:R&I、総額500億円、主幹事:みずほ/野村/日興/大和/三菱/岡三)が条件決定した。以下は案件レビュー。
回号 | 年限 | 発行額 | 償還日 | 表面利率 | 対国債 |
---|---|---|---|---|---|
24 | 5 | 350 | 2028/8/17 | 0.799 | 62 |
25 | 10 | 150 | 2033/8/17 | 1.360 | 78 |
発行額:億円/表面利率:%/対国債:+bp
2021年9月の劣後債が前回債に当たるが、シニア債の起債は2015年6月以来8年2ヵ月ぶり。自身初のSDGs債としてSLBを選択した。日銀によるイールドカーブ・コントロール(YCC)政策の柔軟化で金利のボラティリティが高まるなか、中央の目線に合わせて運営し、総額500億円を実現し、84件が投資表明を行った。キャピタルアイ・ニュースで続きを読む
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