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DBJ3年サステナ債:夏休み後のSSA第1陣、需要37.5億ドル超

政投銀広告(2023年4月25日、大手町駅)
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22日、日本政策投資銀行(DBJ)のドル建て3年サステナビリティボンドが条件決定した。以下は案件レビュー。

年限 3年
発行額 6億ドル
表面利率 5.125%
発行価格 99.815
応募者利回り 5.196%(単利)/5.193%(複利)
ローンチ・スプレッド MS+62bp
償還日 2026年9月1日
格付け A1(ムーディーズ)/A(S&P)
ブックランナー バークレイズ・キャピタル/シティグループ・グローバル・マーケッツ/ゴールドマン・サックス・インターナショナル/米国みずほ

夏休み明けの公的(SSA)セクターの第1号案件として登場し、イニシャルプライスソーツ(IPT)を5bp下回るMS+62bpに着地したうえ、6億ドルの発行額に対して37億5000万ドル超のオーダーを獲得した。「アナウンス直後から投資家の関心が高く、サステナ債の効果も相まって旺盛な買いを取り込んだうえ、フェアバリューを下回るプライスを実現した」(バークレイズ)。また、「サステナ債の継続発行体としての信認を改めて確認しただけでなく、発行市場の再開を印象付けた」(GS)とブックランナーは指摘する。キャピタルアイ・ニュースで続きを読む

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