30日、稲畑産業の2本立て債(A-:R&I、総額100億円、主幹事:野村/みずほ/SMBC日興/三菱UFJMS)が条件決定した。以下は案件レビュー。
回号 | 年限 | 発行額 | 償還日 | 表面利率 | 対国債 |
---|---|---|---|---|---|
2 | 10 | 26 | 34/6/5 | 1.766% | +68bp |
3 | 5 | 74 | 29/6/5 | 1.141% | +49bp |
※発行額:億円
![](https://c-eye.co.jp/wp-content/uploads/2024/05/コピー-~-DSC02324-300x225.jpg)
デビュー案件だった昨年3月の5年債(75億円、0.650%、国債+50bp、ブックランナー:野村)以来1年2ヵ月ぶりの登場。10年債を中心に社債を準備しているとの14日のアナウンスを経て、同年限と5年債との2本で需要を探り、5年債が国債+49bpで74億円、10年債が+68bpで26億円、総額100億円のディールとなった。
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