9日、JR貨物の2本立てグリーンボンド(GB、AA-:R&I/AA:JCR、総額100億円、主幹事:野村/みずほ/三菱UFJモルガン・スタンレー)が条件決定した。以下は案件レビュー。
回号 | 年限 | 発行額 | 償還日 | 表面利率 | 対国債 | 基準 |
---|---|---|---|---|---|---|
3 | 10 | 50 | 33/06/15 | 0.761 | 33 | 国債 |
4 | 20 | 50 | 43/06/15 | 1.370 | 34 | 国債 |
発行額:億円/表面利率:%/対国債:+bp
大阪ガス債(AA+:R&I)の実績を踏まえて水準を探り、格下ではあるが、ラベル付きである強みが反映され、10年債が国債+33bp、20年債が+34bpと同水準に着地した。旅客鉄道のJRと違い、一般担保付きである点もポジティブに働いた。各50億円に対して、約4.7倍、約7.7倍の最終需要を獲得している。JR貨物の登場は昨年3月のデビュー債(GB)以来で、同じ年限の組み合わせで起債した。5月17日にアナウンスしてサウンディングを始めている。トランスペアレンシー方式で運営し、自己ブックはなかった。キャピタルアイ・ニュースで続きを読む
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