27日のクレジット市場は、中古車販売・買取会社であるビッグモーターの保険金不正請求問題の関係先である損害保険ジャパンの既発債に売りニーズが見られた。
債券相場で先物(9月限)は前日比1銭高の148円41銭で取引を終了。25~26日に開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)で25bpの利上げという予想通りの結果となった安心感や、今日の2年国債の入札結果が無難だったことが買いにつながり、続伸した。一方、欧州中央銀行(ECB)理事会(27日)や日銀会合(27~28日)を控えていることから、様子見ムードが強く、小幅な値動きとなった。10年物国債の利回りは同1bp低い0.435%。
一般債のセカンダリーでは、損保ジャパン債に売りニーズが溜まっているという。キャピタルアイ・ニュースで続きを読む
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