株式・債券の発行市場にフォーカスしたニュースサイト

この記事は有料記事です

JFM5年Gドル債:競合少ないタイミング、リプライスと投資家層拡大

23日、地方公共団体金融機構(JFM)の5年グローバルドル債が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 109
年限 5年
発行額 7億5000万ドル
表面利率 4.125%
発行価格 99.745
応募者利回り 4.186%(単利)/4.182%(複利)
ローンチ・スプレッド MS+63bp
償還日 2030年7月30日
格付け A1(ムーディーズ)/A+(S&P)
ブックランナー 大和証券キャピタル・マーケッツヨーロッパ/BofAセキュリティーズ/みずほインターナショナル/モルガン・スタンレー・インターナショナル

地方公共団体金融機構(市政会館 2017/08/09 撮影kikuchi)

本邦政府保証銘柄のセカンダリー水準をベースに居所を探り、イニシャルプライスソーツ(IPT)から5bp引き下げたMS+63bpで7億5000万ドルのディールとなった。フェアバリューからは1bpタイトな水準に落ち着いている。3月の5年ドル債(10億ドル、4.375%、MS+64bp、ブックランナー:バークレイズ/大和/GS/野村)に続く海外での起債だった。

この記事は有料記事です。全文をお読みいただくには、
法人向けサービス(有料)へのお申し込みが必要です。

関連記事