6日、DMG森精機の永久NC5劣後債が条件決定した。以下は案件レビュー。
回号 5
発行額 70億円
表面利率 2.954%(下記参照)
発行価格 100
ローンチ・スプレッド 国債+195bp
参照国債回号 359
参照国債償還日 2030年6月20日
プライシング基準 JGB
格付け BBB(R&I)
表面利率 2030年6月12日まで2.954%、翌日以降1年国債+295bp(フロアー:0%)。
コール条項 2030年6月12日以降の各利払日に100で可能。
ブックランナー みずほ
主幹事 野村/SMBC日興
金融機関のAT1債が相次いだが、事業会社の永久劣後債は4月の日本航空(JAL)債に続き、その実績を35bp下回る国債+195bpでローンチした。ハイブリッドファイナンスに積極的な発行体であり、永久劣後債は2020年10月の2本立て、2021年8月の案件に続く起債。シニア債は2020年9月以降には発行していない。今回は、5月7日に起債をアナウンスし、13日のサウンディングで運営に入った。
よく読まれている記事
2025年6月17日 日揮HDが5年債を準備
2025年6月16日 JR東日本がSBを準備
2025年6月13日 SBIアルヒ3年債:グループ他社参考に、+80bpでデビュー
2025年6月13日 相鉄HD10年債:1年ぶりのそうにゃん、ミュースカイ+10bp
2025年6月13日 名鉄債:セクターの安心感、大型再開発への懸念なし