株式・債券の発行市場にフォーカスしたニュースサイト

この記事は有料記事です

オリックス劣後債:「AT1プラスアルファ」に応える

30日、オリックスの35年9ヵ月NC5年9ヵ月劣後債が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 7
年限 35年9ヵ月(35.75NC5.75)
発行額 390億円
表面利率 2.322%(下記参照)
発行価格 100
ローンチ・スプレッド 国債+125bp
参照国債回号 362
参照国債償還日 2031年3月20日
プライシング基準 JGB
償還日 2061年3月5日
初回コール期日 2031年3月5日
格付け A+(R&I)
表面利率 2031年3月5日まで2.322%、翌日以降2051年3月5日まで1年国債+125bp、翌日以降1年国債+225bp
ブックランナー 大和
主幹事 SMBC日興/三菱UFJモルガン・スタンレー/野村/みずほ

20日に発行額200億円程度で起債をアナウンスし、26~29日のマーケティングを経て国債+125bpでのローンチに至った。サウンディングを実施したが期間やガイダンスは公表していない。オリックスの劣後債は昨年10月以来。

この記事は有料記事です。全文をお読みいただくには、
法人向けサービス(有料)へのお申し込みが必要です。