21日、日本学生支援機構の2年ソーシャルボンドが条件決定した。以下は案件レビュー。
回号 79
年限 2年
発行額 300億円
表面利率 0.781％
ローンチ・スプレッド 国債+4bp/国債カーブ+4bp
参照国債回号 347
参照国債償還日 2027年6月20日
プライシング基準 JGB
償還日 2027年6月18日
格付け AA+（R&I）/AAA（JCR）
ブックランナー 野村
主幹事 SMBC日興/東海東京
国債カーブ+4bpに決まり、自身による2014年8月の案件で付けた2年物財投機関債の最低スプレッドに並んだ。4月の日本政策金融公庫債の+5bpから1bp、1月の前回の+7bpから3bp縮小した。新規投資表明件数は過去最多の155件に上り、累計では971件に達している。300億円の発行額に対して490億円ほどのオーダーを獲得した。
よく読まれている記事
2025年3月17日 学生機構、次回財投機関債の主幹事に野村など
2024年10月23日 学生機構2年債：1bp前進、需要2.6倍- 2024年8月21日 学生機構2年ソーシャル債：「ならでは」効果でC+6bp
2024年9月4日 アコム3年債：“両足ダブルA”後初、+40bpで250億円
2021年9月3日 上場会見：モビルス<4370>の石井社長、ノンボイス比率50％をクリア
