
19日、SBI証券の3年劣後債が条件決定した。以下は案件レビュー。
回号 1
年限 3年
発行額 300億円
表面利率 2.081%
ローンチ・スプレッド 国債+118bp
参照国債回号 350
参照国債償還日 2028年3月20日
プライシング基準 JGB
償還日 2028年3月24日
格付け A-(R&I)/(JCR)
ブックランナー 大和
「金融商品取引業等に関する内閣府令」第176条における短期劣後債に則ったスキームであり、国内公募債としては初めての発行。知名度の高い発行体による初物で注目を集めた。ハイブリッド債の好調な需要を引き継いでマーケティングレンジの下限である国債+118bpに着地し、約7.6倍の需要を獲得した。親会社のSBIホールディングスが1月に起債していたものの、SBI証券の登場は2021年4月のセキュリティトークン債までさかのぼる。
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