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大和ハウス:昨年9月以来のハイブリッド事業債、需要2200億円超

12日、大和ハウス工業の35年5ヵ月NC5年5ヵ月劣後サステナビリティ・リンク・ボンド(SLB)が条件決定した。以下は案件レビュー。

大阪マルビルの大和ハウス広告(2022年9月6日、大阪・梅田)

回号 4
年限 35年5ヵ月(35年5ヵ月NC5年5ヵ月)
発行額 600億円
表面利率 2029年9月25日まで1.270%、翌日以降1年国債金利+180bp
発行価格 100
ローンチ・スプレッド 国債+80bp
参照国債回号 356
参照国債償還日 2029年9月20日
プライシング基準 JGB
償還日 2059年9月25日
格付け A(R&I)/A+(JCR)
コール条項 2029年9月以降の各利払日に100で可能など
ブックランナー 大和/みずほ
主幹事 野村/SMBC日興/三菱UFJモルガン・スタンレー

銀行・保険を除く事業会社による劣後債は昨年9月以来。このカテゴリーの債券は、供給が限られたことでセカンダリーでは玉が枯渇しており、適正水準が判然としないなか広いレンジから探り、国債+80bpに着地。600億円の発行額に対して約3.7倍の最終需要を獲得した。

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