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長谷工コーポ5年債:化学と同水準、200億円に増額

長谷工コーポレーション本社(2020年12月25日、東京・港区)
長谷工コーポレーション本社(2020年12月25日、東京・港区)

8日、長谷工コーポレーションの5年債が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 19
年限 5年
発行額 200億円
表面利率 0.847%
発行価格 100
ローンチ・スプレッド 国債+45bp
参照国債回号 353
参照国債償還日 2028年9月20日
プライシング基準 JGB
償還日 2028年12月14日
格付け A(R&I)/A+(JCR)
ブックランナー みずほ/大和
主幹事 野村/SMBC日興

同格付けの先行銘柄をベースに居所を探り、国債+45bpで200億円を調達した。普段の建設セクターであれば格差が求められるところだが、「シングルA格の中期ゾーンにおけるスプレッドへの好感で盛り上がった」(みずほ)ことで、最終的に580億円ほどのオーダーを獲得している。発行体の起債は3月の2本立て債(総額300億円、3年:0.290%・国債+30.5bp<CEYE算出>・5年:0.569%・+35bp、主幹事:みずほ/大和/野村/SMBC日興)以来およそ9ヵ月ぶり。キャピタルアイ・ニュースで続きを読む

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