6日、名古屋市の20年公募公債が条件決定した。以下は案件レビュー。
回号 28
年限 20年
発行額 100億円
表面利率 1.450%
発行価格 100
ローンチ・スプレッド 国債+5bp/カーブ+3.5bp
参照国債回号 186
参照国債償還日 2043年9月20日
プライシング基準 JGB
償還日 2043年12月18日
格付け A1(ムーディーズ)
主幹事 野村/三菱UFJモルガン・スタンレー/SMBC日興
5年・10年債との同時起債で、発行体の20年満期一括償還債は5月の第27回債(130億円、1.116%、国債カーブ+8bp、主幹事:野村/三菱UFJMS/大和)以来およそ7ヵ月ぶり。「今年度の20年債における需要の残存状況を水面下で確認し、100億円超の需要獲得が可能と判断できた」(野村)として、11月29日に主幹事指名をアナウンスした。20年物地方債は、愛知県債と川崎市債が同9日に国債カーブ+3.5bpで条件決定。スプレッドに対する見方が変わらなかったことから、名古屋市債はこの1本値でマーケティングし、123億円のオーダーを延べ35件から集めている。キャピタルアイ・ニュースで続きを読む
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