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大成建設5年債:同業プラス8bp・テレビの2つ手前

大成建設広告(2020年10月30日、とうきょうスカイツリー駅前)
大成建設広告(2020年10月30日、とうきょうスカイツリー駅前)

1日、大成建設の5年債が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 41
年限 5年
発行額 100億円
表面利率 0.654%
発行価格 100
ローンチ・スプレッド 国債+38bp
参照国債回号 353
参照国債償還日 2028年12月20日
プライシング基準 JGB
償還日 2028年12月7日
格付け A+(R&I)/AA-(JCR)
ブックランナー みずほ
主幹事 野村

同格・同業の清水建設による5年グリーンボンド(GB、A+:R&I)が国債+30bpだったことから、ノンラベル銘柄であることを考慮して+30bp程度~30bp台半ばの想定水準を見せたものの、ボラティリティが高く起債も集中するなかで、投資家の目線はさらに高いところにあった。これを踏まえた+38~40bpのレンジが奏功し、下限の+38bpに着地するとともに、200億円ほどのオーダーを獲得している。キャピタルアイ・ニュースで続きを読む

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