29日、三菱ケミカルグループの5年債が条件決定した。以下は案件レビュー。
回号 3
年限 5年
発行額 200億円
表面利率 0.758%
発行価格 100
ローンチ・スプレッド 国債+45bp
参照国債回号 353
参照国債償還日 2028年12月20日
プライシング基準 JGB
償還日 2028年12月5日
格付け A(R&I)/A+(JCR)
ブックランナー 三菱UFJモルガン・スタンレー
主幹事 野村/大和/みずほ/SMBC日興
金利の低下とボラティリティの高さで投資家が慎重姿勢にあるなか、目線に対応してガイダンスを日々修正した結果、マーケティングでは順調に札が入り、レンジ下限の国債+45bpに着地。300億円以上の最終需要を集め、当初の150億円から200億円に増額した。三菱ケミカルGの登場は約8ヵ月ぶり。13日に起債をアナウンスし、20日のサウンディングで運営に入った。
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