21日、大和証券グループ本社の4本立て債(A:R&I/A+:JCR、総額1860億円、ブックランナー:大和)が条件決定した。以下は案件レビュー。
回号 | 年限 | 発行額 | 償還日 | 表面利率 | 対国債 | 基準 |
---|---|---|---|---|---|---|
40 | 3 | 500 | 26/11/27 | 0.575 | 47 | 国債 |
41 | 5 | 500 | 28/11/28 | 0.858 | 56 | 国債 |
42 | 3 | 410 | 26/12/18 | 0.575 | 47.0# | – |
43 | 5 | 450 | 28/12/18 | 0.858 | 56.0# | – |
発行額:億円/表面利率:%/対国債:+bp(#付きはC-EYE算出)
*第42~43回債はリテール。
ホールセール債で総額1000億円、リテール債で同860億円の調達。ホールセール債は先行銘柄やセカンダリー、総額1000億円のボリュームプレミアムなどを勘案した水準を探り、3年債が国債+47bp、5年債が+56bpに着地した。大和証券Gの登場は2月の2本立て債以来。
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