16日、グリーの3年債が条件決定した。以下は案件レビュー。
回号 5
年限 3年
発行額 60億円
表面利率 1.300%
発行価格 100
ローンチ・スプレッド 国債+118bp
参照国債回号 344
参照国債償還日 2026年9月20日
プライシング基準 絶対値
償還日 2026年11月20日
ブックランナー 野村/みずほ
主幹事 SMBC日興/大和
昨年7月の2本立て債(総額77億円、3年:0.900%・国債+96.0bp<CEYE算出>/5年:1.200%・+117.0bp<同>、主幹事:野村/みずほ/三菱UFJMS/大和)と同じ3年・5年債での起債を目指していたが、金利上昇で3年債でも相応に高い利回りが取れるなかで、5年債への需要が鈍かった。このため、3年債に絞ったうえで1.4%近辺を見る投資家の目線を捉えた運営を行い、下限の1.30%に仕上げた。難しい環境でのトリプルB格ではあるものの、「60億円への増額を実現し、十分な超過需要も創出できた」(野村)。キャピタルアイ・ニュースで続きを読む
よく読まれている記事
- 2024年5月1日 商船三井が5年・10年債を準備
- 2024年4月26日 日本航空が2本立てトランジション債を準備
- 2024年4月23日 「無印良品」の良品計画が初の社債、1100億円の買い押し寄せる
- 2024年4月19日 芙蓉L5年SLB:300億円に増額、2倍近い需要
- 2024年4月19日 マルハニチロ5年債:スプレッド妙味と上向きのクレジット