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BFCM債:下期初に過去最高、償還資金の再投資も

5日、フランス相互信用連合銀行(BFCM)の3本立て債(Aa3:ムーディーズ/A+:S&P/AA-:フィッチ、総額1670億円、ブックランナー:大和/野村/日興)が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 年限 発行額 償還日 表面利率 対MS
41 3 650 2026/10/16 0.820 47
42 5 975 2028/10/16 1.203 63
43 10 45 2033/10/14 1.648 65

※発行額:億円/表面利率:%/対MS:+bp

5年債の975億円を軸に総額1670億円のディールとなり、発行体の円債で過去最大規模を記録した。金利上昇による利回り妙味の増大、TLAC債や劣後債に比べてリスクの低い上位シニア債、サムライ債という国内投資家にとって検討しやすいフォーマットといった要因がポジティブに作用した。毎年10月に登場することも買い安心感につながっている。キャピタルアイ・ニュースで続きを読む