5日、中国電力の3本立て債(A+:R&I/AA:JCR、総額470億円)が条件決定した。以下は案件レビュー。
回号 | 年限 | 発行額 | 償還日 | 表面利率 | 対国債 | 主幹事 |
---|---|---|---|---|---|---|
453 | 4.42 | 200 | 28/3/24 | 0.708% | +41bp | みずほ/大和/日興/三菱/東海東京 |
454 | 10 | 160 | 33/10/25 | 1.340% | +55bp | みずほ/日興/野村/しんきん/東海東京 |
455 | 23 | 110 | 46/10/25 | 2.041% | +45bp | 野村/みずほ/東海東京 |
※発行額:億円
トランジションボンドの4年5ヵ月(4.42年)債とトランジション・リンク・ボンド(TLB)の10年債、ノンラベルの23年債の組み合わせ。10年債は、セカンダリーにおける長期ゾーンのワイドニング進行に沿ったマーケティングの結果、先行電力債から最大17bpワイドな水準に調整し、160億円の需要を積み上げた。オッド年限の2本は、4.42年債が200億円、23年債が110億円のディールで、3本で総額470億円となっている。トランスペアレンシー方式を採用し、10年債にアカウントXが存在する一方、自己ブックはいずれもなかった。キャピタルアイ・ニュースで続きを読む
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