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大和ハウス債:初のSLBと「ネームの良さ」

大阪マルビルの大和ハウス広告(2022年9月6日、大阪・梅田)
大阪マルビルの大和ハウス広告(2022年9月6日、大阪・梅田)

1日、大和ハウス工業の3本立て債(AA-:R&I/AA:JCR、総額1000億円)が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 年限 発行額 償還日 表面利率 対国債 基準 主幹事
32 3 400 2026/9/7 0.310 24.0# 絶対値 みずほ/日興/野村/大和/三菱
33※ 5 410 2028/9/7 0.469 24 国債 野村/日興/みずほ/大和/三菱
34※ 10 190 2033/9/7 0.973 34 国債 日興/野村/みずほ/大和/三菱

発行額:億円/表面利率:%/対国債:+bp(#CEYE算出)
※SLB

昨年10月以来11ヵ月ぶりの登場で、5年・10年債は自身初のサステナビリティ・リンク・ボンド(SLB)。大型案件が並走するなか、「高いESG性とネームの良さが光り」(SMBC日興)、いずれもマーケティングレンジの下限に決まったうえ、総額1000億円のディールに仕上げた。キャピタルアイ・ニュースで続きを読む

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