14日、NTTファイナンスの4本立てグリーンボンド(GB、AA+:R&I/AAA:JCR、総額3800億円、ブックランナー:みずほ/野村/三菱/大和/日興)が条件決定した。以下は案件レビュー。
回号 | 年限 | 発行額 | 償還日 | 表面利率 | 対国債 | 基準 |
---|---|---|---|---|---|---|
23 | 3 | 300 | 2026/6/19 | 0.230 | 25.2# | 絶対値 |
24 | 5 | 1100 | 2028/6/20 | 0.395 | 26 | 国債 |
25 | 7 | 500 | 2030/6/20 | 0.648 | 35 | 国債 |
26 | 10 | 1900 | 2033/6/20 | 0.838 | 36 | 国債 |
※発行額:億円/表面利率:%/対国債:+bp(#CEYE算出)
発行体の前々回債(2020年12月)は国内市場初の1兆円ディールで、前回(2021年10月)の総額3000億円のGBは当時における本邦最大のSDGs債だった。今回は自らがこの記録を塗り替え、国内のSDGs債として過去最大となる総額3800億円のGBを起債した。約1.5倍に当たる4500億円超の総需要を延べ364件の投資家から集めている。そのうちの195件が投資表明を行った。キャピタルアイ・ニュースで続きを読む
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