14日、九州電力の3本立て債(A:R&I/AA-:JCR/A3:ムーディーズ、総額250億円)が条件決定した。以下は案件レビュー。
回号 | 年限 | 発行額 | 償還日 | 表面利率 | 対国債 | 主幹事 |
---|---|---|---|---|---|---|
517 | 10 | 100 | 33/7/25 | 0.860% | +38.2bp# | 三菱/日興/大和/野村/みずほ |
518 | 15 | 50 | 38/7/23 | 1.170% | +30.6bp# | 野村/日興/大和/みずほ/三菱 |
519 | 20 | 100 | 43/7/24 | 1.430% | +31.7bp# | 野村/日興/大和/みずほ/三菱 |
※発行額:億円、#はキャピタルアイ・ニュース算出
2021年6月以来2年1ヵ月ぶりの10年物グリーンボンド(GB)と、ノンラベル15年・20年債の3本で総額250億円の起債。15年債は少なくとも1995年2月以降で初めてで、20年債は2021年4月以来およそ2年3ヵ月ぶりだった。今月の電力債の水準をベースに居所を探り、マーケティング中は金利に上昇圧力がかかっていたものの、10年GBが0.86%、15年債が1.17%、20年債が1.43%と、先行銘柄とあまり変わらない水準に落ち着いた。15年・20年債が6月27日、10年GBが7月3日のサウンディングで運営に入っている。トランスペアレンシー方式で運営し、全ての年限でアカウントXが存在し、自己ブックはいずれもなかった。キャピタルアイ・ニュースで続きを読む
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