13日、京成電鉄の2本立て債(A+:R&I、総額200億円、主幹事:みずほ/三菱UFJMS/野村/しんきん)が条件決定した。以下は案件レビュー。
回号 | 年限 | 発行額 | 償還日 | 表面利率 | 対国債 |
---|---|---|---|---|---|
62 | 5 | 100 | 28/7/20 | 0.380% | +25bp |
63 | 10 | 100 | 33/7/20 | 0.798% | +33bp |
※発行額:億円
先行した民鉄銘柄の実績を踏まえたマーケティングとなり、5年債が国債+25bp、10年債が+33bpに着地。前者は1ノッチ下でラベル付きの名古屋鉄道債(A:R&I/A+:JCR)マイナス2bp、後者は同格の阪急阪神ホールディングス債(A+:R&I/AA-:JCR)マイナス1bpに仕上がった。「先行銘柄でできた良好なモメンタムを引き継いだ」(みずほ)ことで、各100億円の発行額に対し、それぞれ420億円超、350億円超のオーダーを獲得している。京成の起債は昨年5月の2本立て債(総額200億円、主幹事:三菱UFJMS/みずほ/野村/しんきん)以来およそ1年2ヵ月ぶり。キャピタルアイ・ニュースで続きを読む
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