15日のクレジット市場は、来週の登場が見込まれる東京都5年ソーシャルボンドについて、グリーンボンド(GB)と同幅のESGプレミアムを狙う可能性があるとの見方が示された。
債券相場で先物(9月限)は前日比4銭安の148円8銭で取引を終了。米国時間14日終了の連邦公開市場委員会(FOMC)で、利上げが11会合ぶりに見送られたことによる米国債高の流れが及び、買い優勢で始まった。ただ、日銀会合が今日から開かれており、次第に売りに押されて続落した。新発10年物国債の利回りは同0.5bp低い0.420%。
東京都5年ソーシャル債は近々サウンディングに入り、来週後半に条件決定すると予想されている。キャピタルアイ・ニュースで続きを読む
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