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都市機構債:5年・10年は地方債+1bp、20年は半歩前進

6日、都市再生機構の3本立て債(AA+:R&I/A1:ムーディーズ、総額250億円、主幹事:大和/SMBC日興/みずほ/三菱UFJモルガン・スタンレー)が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 年限 種別 発行額 償還日 表面利率 対国債 対カーブ
203 5 110 30/06/20 1.184 18 18
204 10 90 35/06/20 1.667 22 19
205 20 50 45/06/20 2.399 5.5 4

発行額:億円/表面利率:%/対国債・カーブ:+bp
*サ=サステナビリティボンド、ソ=ソーシャルボンド

UR賃貸住宅看板(2023年3月2日、なかもず駅前)

5年債と10年債が地方債プラス1bpの位置を保ち、20年債は先行銘柄から0.5bpタイトな国債カーブ+4bpに着地し、地方債との距離を1.5bpから1bpに縮めた。3月24日に、「中長期債を中心に、一部はサステナビリティボンドとして発行する」という内容で2025年度上期分の主幹事指名をアナウンス。27日にサウンディングを行った結果、年限を5年・10年・20年に決め、31日に、5年・10年債が各50億円程度、20年債が未定とし、5年債をサステナ債、10年・20年債をソーシャル債として6月に起債することを知らせた。都市機構の5年債は2月、10年債は昨年12月以来。20年債は同9月が直近だった。

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