株式・債券の発行市場にフォーカスしたニュースサイト

この記事は有料記事です

MUFG永久劣後債:混み合うなかで2800億円

三菱UFJ銀行(2019年4月20日、川崎市多摩区)

5日、三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)の2本立て永久劣後債(A:R&I/JCR、総額2800億円、ブックランナー:三菱UFJMS)が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 年限 発行額 表面利率 対カーブ
劣後27 永久NC5.08 2000 2.237 120
劣後28 永久NC10.08 800 2.773 125

発行額:億円/表面利率:%/対カーブ:+bp

どちらも先行の三井住友フィナンシャルグループ(SMFG)AT1債と同じ水準に着地し、同債より400億円多い総額2800億円のディールとなった。パイプラインが混み合うタイミングで、供給過剰の懸念があったものの、「ファン層を始めとする厚い投資家基盤を生かし、旺盛な需要を集めた」(三菱UFJMS)。4月のTLAC債に続く登場だが、AT1債は昨年12月以来。

この記事は有料記事です。全文をお読みいただくには、
法人向けサービス(有料)へのお申し込みが必要です。