
16日、日本高速道路保有・債務返済機構の2本立てソーシャルボンド(AA+:R&I/A1:ムーディーズ、総額100億円)が条件決定した。以下は案件レビュー。
回号 | 年限 | 発行額 | 償還日 | 表面利率 | 対国債 | 対カーブ | 主幹事 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
342 | 15 | 50 | 2040/5/25 | 2.209 | 15.5 | 14 | 大和/日興/みずほ/三菱/野村 |
343 | 22 | 50 | 2047/5/24 | 2.597 | 7.1 | 6.2 | 野村/日興/大和 |
発行額:億円/表面利率:%/対国債・対カーブ:+bp
4月は基幹年限の5年・20年債を起債していたが、今月はオッドの2本を選択。15年債は自身による昨年11月の案件での国債カーブ+14bpを踏襲し、22年債は20年・30年債からの線形補間によって+6.2bpに着地した。どちらも年限の希少性で問題なく消化された。トランスペアレンシー方式を採用し、アカウントXと自己ブックは両年限ともゼロだった。
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