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高速道路機構15年・22年債:年限の希少性

首都高速道路(2022年2月23日、横浜市鶴見区)

16日、日本高速道路保有・債務返済機構の2本立てソーシャルボンド(AA+:R&I/A1:ムーディーズ、総額100億円)が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 年限 発行額 償還日 表面利率 対国債 対カーブ 主幹事
342 15 50 2040/5/25 2.209 15.5 14 大和/日興/みずほ/三菱/野村
343 22 50 2047/5/24 2.597 7.1 6.2 野村/日興/大和

発行額:億円/表面利率:%/対国債・対カーブ:+bp

4月は基幹年限の5年・20年債を起債していたが、今月はオッドの2本を選択。15年債は自身による昨年11月の案件での国債カーブ+14bpを踏襲し、22年債は20年・30年債からの線形補間によって+6.2bpに着地した。どちらも年限の希少性で問題なく消化された。トランスペアレンシー方式を採用し、アカウントXと自己ブックは両年限ともゼロだった。

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