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りんかい線10年債:市場急変に対応、水準調整と減額

18日、東京臨海高速鉄道(りんかい線)の10年サステナビリティボンドが条件決定した。以下は案件レビュー。

池袋駅付近を走行するりんかい線車両(2023年4月18日)

回号 4
年限 10年
発行額 38億円
表面利率 1.600%
発行価格 100
ローンチ・スプレッド 国債+30bp/国債カーブ+29bp
参照国債回号 378
参照国債償還日 2035年3月20日
プライシング基準 JGB
償還日 2035年4月24日
格付け AA(JCR)
ブックランナー みずほ
主幹事 三菱UFJモルガン・スタンレー/SMBC日興
SDGs債種別 サステナビリティボンド
ストラクチャリング・エージェント みずほ証券
第三者評価機関 R&I

サウンディング期間中に相場が急変し、投資家の目線が散逸した。これに対応して水準を上方修正し、発行額を減額。国債カーブ+29bpで38億円の需要を積み上げた。りんかい線の登場は2023年8月の10年債(80億円、0.952%、国債+31bp、主幹事:みずほ/SMBC日興/三菱UFJMS/野村)以来。

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