7日、レンゴーの2本立て債(A:R&I、総額200億円)が条件決定した。以下は案件レビュー。
回号 | 年限 | 発行額 | 償還日 | 表面利率 | 対国債 | 主幹事 |
---|---|---|---|---|---|---|
31 | 5 | 100 | 28/12/13 | 0.728% | +44bp | 野村/日興 |
32 | 10 | 100 | 33/12/13 | 1.344% | +68bp | 日興/野村 |
※発行額:億円
周辺銘柄との比較で居所を探り、5年債が国債+44bp、10年債が+68bpと、いずれもレンジの下限付近で決着した。国内で段ボール首位の同社は11月2日、R&Iから格付けの方向性を安定的からポジティブに引き上げられた。こうした点と、「段ボールの高需要で注目が集まり」(野村)、それぞれ600億円程度、300億円程度の買いを取り込んでいる。POT方式で運営し、アカウントX・自己ブックは出ていない。
よく読まれている記事
- 2024年5月1日 商船三井が5年・10年債を準備
- 2024年4月26日 日本航空が2本立てトランジション債を準備
- 2024年4月23日 「無印良品」の良品計画が初の社債、1100億円の買い押し寄せる
- 2024年4月19日 芙蓉L5年SLB:300億円に増額、2倍近い需要
- 2024年4月19日 マルハニチロ5年債:スプレッド妙味と上向きのクレジット