20日、キリンホールディングスの3本立て債(A+:R&I、総額930億円、主幹事:三菱/みずほ/野村)が条件決定した。以下は案件レビュー。
回号 | 年限 | 発行額 | 償還日 | 表面利率 | 対国債 |
---|---|---|---|---|---|
22 | 5 | 400 | 2028/10/26 | 0.673 | 32 |
23 | 7 | 200 | 2030/10/25 | 0.996 | 44 |
24 | 10 | 330 | 2033/10/26 | 1.318 | 48 |
発行額:億円/表面利率:%/対国債:+bp
昨年6月以来1年4ヵ月ぶりの登場。5年・7年ソーシャルボンドの手取金は、豪州の健康食品会社Blackmoresの買収資金のリファイナンスに充当する。中東情勢の悪化や日銀の政策修正への警戒感が高まるなか、発行規模に見合うプライスの提示やソーシャル性、ネームへの好感が買いを後押しした。5年債を軸に総額930億円のディールを完遂し、ラベル付きの2年限で合計84件の投資表明を得た。キャピタルアイ・ニュースで続きを読む
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