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ホンダF2本立て債:アステラスの近くに駐車

29日、ホンダファイナンスの2本立て債(AA:R&I/A3:ムーディーズ、主幹事:野村/SMBC)日興/三菱UFJMS)が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 年限 発行額 償還日 表面利率 対国債 対カーブ
82 3 200 26/9/18 0.310% +23.5bp#
83 5 200 28/9/20 0.509% +27bp +27bp

※発行額:億円、#はキャピタルアイ・ニュース算出

ホンダ本社前に展示されるオートバイ(2022年1月27日)
ホンダ本社前に展示されるオートバイ(2022年1月27日)

直近の社債買い入れオペでの利回り上昇や、周辺銘柄の状況を踏まえたマーケティングとなり、3年債が0.31%、5年債が国債+27bpといずれも下限に落ち着いた。先週末25日に起債された総額2000億円のアステラス製薬2本立て債に近い水準に仕上げたことで、各200億円の発行額に対して、それぞれ540億円程度、390億円程度のオーダーを獲得している。トランスペアレンシー方式で運営し、両年限にアカウントXが存在する一方、自己ブックはなかった。キャピタルアイ・ニュースで続きを読む

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