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住友三井AS債:YCC柔軟化後初のノンバンク、スプレッドはMHCCに接近

9日、住友三井オートサービスの2本立て債(A+:R&I/AA-:JCR、総額200億円)が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 年限 発行額 償還日 表面利率 対国債 基準 主幹事
9 3 100 2026/8/25 0.350 32.0# 絶対値 日興/みずほ/三菱/大和
10 5 100 2028/8/25 0.569 35 国債 日興/野村/大和/しんきん

発行額:億円/表面利率:%/対国債:+bp(#CEYE算出)

日銀によるイールドカーブ・コントロール(YCC)政策の柔軟化後、初のノンバンク銘柄として登場。3年債は金利上昇や、社債買い入れオペの対象か否かで見方が分かれるなか、マーケティングレンジの上限である0.35%に着地し、140億円ほどの需要を集めた。5年債は発行体にとって3回目のサステナビリティボンド。三菱HCキャピタル債の国債+33bpをベースに+35bpに決まり、約180億円のオーダーを獲得した。社債市場への登場は2月以来6ヵ月ぶり。キャピタルアイ・ニュースで続きを読む

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