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AGC10年債:サントリーHDマイナス1bpで着地

AGC横浜テクニカルセンター(2022年2月26日、横浜市鶴見区)
AGC横浜テクニカルセンター(2022年2月26日、横浜市鶴見区)

2日、AGCの10年債が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 2
年限 10年
発行額 300億円
表面利率 0.790%
発行価格 100
ローンチ・スプレッド 国債+38.4bp程度<CEYE算出>
参照国債回号 370
参照国債償還日 2033年3月20日
プライシング基準 絶対値
償還日 2033年6月8日
格付け AA(R&I)
ブックランナー 三菱UFJモルガン・スタンレー
主幹事 野村

一般債全般で大型連休以降に爆発的な需要となったが、供給の増加とタイトニングの進行で過熱感が収束するなか、AGC債は300億円を1.1倍程度の超過需要で手堅く消化した。旭硝子からAGCに商号変更してから2回目の起債で、前回は2018年10月だった。5月22日に300億円でアナウンスし、25~26日にサウンディングを行った。キャピタルアイ・ニュースで続きを読む

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