株式・債券の発行市場にフォーカスしたニュースサイト

この記事は有料記事です

AGC債:+20bp以上の5年と希少なダブルA10年

20日、AGCの2本立て債(AA:R&I、総額400億円、取りまとめ:三菱UFJMS)が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 年限 発行額 償還日 表面利率 対国債 主幹事
6 5 150 31/3/5 1.846% +20bp 野村/三菱/みずほ
7 10 250 36/3/5 2.477% +35bp 三菱/野村/みずほ

発行額:億円

AGCモノづくり研修センター(2022年2月26日、横浜市鶴見区)

1月に先行したダブルA格の総合商社銘柄の水準を参考とし、5年債が国債+20bp、10年債が+35bpと、いずれの年限も下限に落ち着いた。5年債は「スプレッドに対する投資家の受け止めが+10bp台と+20bp台とでは違うことから、下限で+20bp以上と戦略的な水準を示した」(野村)ことが奏功し、150億円に増額してこの1.1倍ほどのオーダーを獲得。10年債については、激しいボラティリティで同じ年限の地方債が苦戦している状況で、「ダブルA格の事業債とネームの希少性」(同)を強みに250億円規模の買いを取り込んでいる。発行体のSB市場への登場は昨年2月の10年債(300億円、1.825%、国債+39bp、主幹事:みずほ/三菱UFJMS)以来1年ぶり。

この記事は有料記事です。全文をお読みいただくには、
法人向けサービス(有料)へのお申し込みが必要です。

関連記事