1日、ソニーグループの3本立て債(AA-:R&I/AA:JCR、総額1500億円、主幹事:野村/大和/みずほ/三菱/日興)が条件決定した。以下は案件レビュー。
回号 | 年限 | 発行額 | 償還日 | 表面利率 | 対国債 | 基準 |
---|---|---|---|---|---|---|
39 | 3 | 600 | 2027/3/5 | 0.350 | 14.6 | 絶対値 |
40 | 5 | 600 | 2029/3/7 | 0.627 | 25 | 国債 |
41 | 10 | 300 | 2034/3/7 | 1.001 | 29 | 国債 |
発行額:億円/表面利率:%/対国債:+bp
2022年12月以来約1年3ヵ月ぶりの登場。総額1500億円は今年の事業会社債で最大。絶対値プライシングの3年債は金利上昇を受けてマーケティングレンジの上限に寄せ、5年債は節目である国債+25bpに集約した。10年債は、下限の+28bpで600億円超の需要を集めたが、+29bpを選んで着地した。「投資家・発行体・主幹事の三者間で納得感のあるプライスを目指した」(野村)。サウンディングの段階で1500億円程度、最終的に230件超の投資家から4000億円超の総需要を獲得し、「全員参加型のディールに仕上げた」(同)。キャピタルアイ・ニュースで続きを読む
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