株式・債券の発行市場にフォーカスしたニュースサイト

笹徳印刷<3958>:パッケージに優位性、利回り重視

笹徳印刷の自己株式処分と株式売り出しの募集期間が20日に終了した。22日に東証スタンダードと名証メインに上場する。以下は案件レビュー。

コード 3958/東S・名M
処分・売出株数 175万3900株
処分・売出価格 600円
処分・売出総額 10億5234万円
決議日 8月18日
条件決定日 9月13日
上場日 9月22日
上場時価総額 37億1100万円
ブックランナー 東海東京

紙函の製造を目的に1890年8月に創業。印刷事業の単一セグメントで133年の社歴がある。紙器など包装資材に関する市場調査やマーケティング、企画設計、加工までを一貫して行う「パッケージング分野」と、折込広告やパンフレットなど販促関連を扱う「コミュニケーション分野」を手掛ける。両分野の売上高比率は63.8対36.2で、海外売上高比率は10%弱となっている。

関連記事