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東京都:世界初のCBI認証付きレジリエンス債、継続発行に期待

16日、東京都の5年ユーロ建てレジリエンスボンドが条件決定した。以下は案件レビュー。

年限 5年
発行額 3億ユーロ
表面利率 2.625%
発行価格 99.769
応募者利回り 2.677%(単利)/2.675%(複利)
ローンチ・スプレッド MS+40bp/ドイツ国債+50.4bp
償還日 2030年10月28日
格付け A+(S&P)
ブックランナー バークレイズ・バンク/BofAセキュリティーズ/クレディ・アグリコルCIB/シティグループ・グローバル・マーケッツ
ストラクチャリング・エージェント シティグループ・グローバル・マーケッツ
第三者評価機関 ムーディーズ

町屋駅前に停車する東京さくらトラム(2020年12月29日)

世界初となるCBI認証付きのレジリエンス債。東京都は、昨年10月に5年ユーロ建てサステナビリティボンド(3億ユーロ、2.625%、MS+41bp/ドイツ国債+64.1bp、ブックランナー:GS/シティ/MS/BNPP)を発行しているが、今回は気候変動対策に特化した債券とし、CBIから気候債券レジリエンス・タクソノミー(CBRT)に準拠しているとの“お墨付き”を得たうえで起債に至っている。「防災・減災にフォーカスした資金使途に対する評価」(バークレイズ)によって、想定フェアバリューを3bpほど下回るMS+40bpに着地するとともに、発行額の3億ユーロを大幅に上回る22億ユーロ超のオーダーを獲得した。調達資金は、「TOKYO強靭化プロジェクト」の対象である中小河川の整備、東京港・島しょ海岸保全施設整備、無電柱化の推進などに充当する。

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