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リコーL5年債:リースの今年度第2弾、200億円で+53bpは「フェア」

29日、リコーリースの5年債が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 48
年限 5年
発行額 200億円
表面利率 1.586%
発行価格 100
ローンチ・スプレッド 国債+53bp
参照国債回号 359
参照国債償還日 2030年6月20日
プライシング基準 JGB
償還日 2030年6月5日
格付け A+(R&I)/AA-(JCR)
ブックランナー みずほ
主幹事 三菱UFJモルガン・スタンレー/大和/野村

リース会社のSBは、三井住友ファイナンス&リース(SMFL)2年5ヵ月債(AA:R&I/JCR、150億円、1.000%、国債+27bp、主幹事:SMBC日興/大和/みずほ/三菱UFJMS/しんきん/野村)が4月4日に登場して以降供給がなく、このリコーL債がようやく今年度第2弾。200億円の発行額を見据えた運営となり、ガイダンスの修正を経て、マーケティングレンジ上限付近の国債+53bpに着地した。発行体の社債は昨年10月の2本立て債(総額300億円)以来およそ8ヵ月ぶり。

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