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サントリーHD37NC7劣後債:見送り→再開で+85bp

23日、サントリーホールディングスの37NC7劣後債が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 5
年限 37年(37NC7)
発行額 100億円
表面利率 2.050%
発行価格 100
ローンチ・スプレッド 国債+85bp
参照国債回号 367
参照国債償還日 2032年6月20日
プライシング基準 JGB
償還日 2062年5月30日
格付け A+(JCR)
ブックランナー みずほ
主幹事 三菱UFJモルガン・スタンレー/SMBC日興

サントリー武蔵野ビール工場(2017/01/07 撮影 kikuchi)

3月24日の時点で、「100億円で4月7日の週後半の条件決定を予定している」としていたものの、“関税ショック”でマーケットが大荒れとなったことで、4月8日に、予定していた日程での起債見送りをアナウンスした。その後はトランプ政権の貿易政策に対する過度な懸念が後退したため、再開することを5月12日に公表し、この日から14日までサウンディング第1弾、16日まで第2弾を行い、19~22日のマーケティングを経て今日の値付けに至っている。

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